・共著『思春期サバイバル』好評発売中です(←この左横にある本です)。
季刊セクシュアリティにエッセイを書きました
Synodosに記事を書きました
・9月27日、大阪市淀川区で講演します。
・10月に大阪で開かれるセクマイ支援全国大会で分科会やります。
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記憶と情熱の新鮮なうちに記録をばシリーズ。
スタディツアー1日目の様子はこちら:「LGBTとガン
スタディツアー2日目ひとつめの様子はこちら:「コミュニティセンター

 
訪問先が多すぎて、報告するの結構大変やわ(笑)
滞在2日目は、ニューヨーク大のLGBTQセンターにもいってきました。

公式サイトはこちら。
New York University Lesbian, Gay, Bisexual, Transgender and Queer Student Center 
イベント情報などの他に、トランス向けの学校生活ガイドとか、トイレMAPも載っているね。

ここはニューヨーク大のLGBT学生やアライ(理解者的な)のためのリソースセンター。
タダでお茶が飲めて本が読めて、だらだらできるスペースです。
イベントや読書会、映画のイベントを企画していて、学内のLGBTサークルの応援もしています。

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こちらは無料で配布している性感染症予防グッズ

コンドームの他、女性用コンドームやデンタルダム(オーラルセックスのときに使うシート)やサージカルグローブなんかも置いてあります。おいらも池袋にある東京都HIV/AIDS啓発拠点「ふぉー・てぃー」で働いていて、一日で数千個のコンドームを配布したこともあるヒトなのですが、日本の性感染症対策って、コンドームの無料配布はあるけど、他のものの配布はとても珍しいので、正直うらやましかったです。

これ、買うと結構するんやで!

サージカルグローブを雰囲気を壊さずにつかうエロいはめ方についてスタッフの人と話したら、爆笑してました。こいうの、エロくないと使い続けられないかんね。

さて。センターの雰囲気は、日本にある国際基督教大学のジェンダー研究センターとそっくり。
同じ空気が流れておりました。 

新入生向けには「誰がストレートか当ててみようクイズ」を校内で開催し、100人以上の人たちが興味を持って参加してくれるそう。5人中4人がLGBTで、もう1人がストレート。それを参加者の人たちがいろいろと質問をしながら、この人はゲイとかを言ってもらうゲームらしい。偏見が露呈されて、楽しんでやれるそうです。

やり方のノウハウも、向うの大学ではWebで公開されているそう。
こちらにマニュアルがあります。盛り上がりそう!
楽しいことって大事やもんね。

ここの取り組みで日本とは違う部分は、スピーカー養成トレーニングの部分。
大学1年生でいろいろと関わってくれた人は、1週間朝から晩までのトレーニングを受けて合格すれば、LGBT問題についてのスピーカーになることができるのです。

三万人規模の大学の中で、毎年20人くらいが養成されて、学内の組織(たとえば他の学科や、学生寮やスポーツクラブ、チアリーディングまで!)からの依頼に応じて講演をします。
そのプレゼンぶりをみて「ねぇねぇ、そのしゃべり方どこで覚えたの?」と思う学生が、翌年のトレーニングを受けることも多いそう。

他には、世界各国から来ているLGBTやアライの学生を交えたサミットも行っているそうです。
自分たちの母国ではLGBTはどんな体験をしているのかをシェアするそうで、これは日本でも同じアイデアをやろうとしている友だちがいます。

Asian Rainbow Union

来年あたりに、国内で第一回開催の予定で動いているそう。
このプロジェクト、応援したいっす。

自分たちで何かをクリエイトしていこうという地道な取り組みを続けていくことが大事っすね。

続く。