・共著『思春期サバイバル』好評発売中です(←この左横にある本です)。
季刊セクシュアリティにエッセイを書きました 
Synodosに記事を書きました
・9月27日、大阪市淀川区で講演します。
・10月に大阪で開かれるセクマイ支援全国大会で分科会やります。
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記憶と情熱の新鮮なうちに記録をばシリーズ。 
スタディツアー1日目の様子はこちら:「LGBTとガン
スタディツアー2日目の様子,呂海舛蕁Аコミュニティセンター
スタディツアー2日目の様子△呂海舛蕁АNY大のセンター


滞在3日目は、googleの社内にある「ゲイグラーズ」を訪問しました。



googleの人たちは、自分たちのこと「グーグラーズ」と呼ぶのだけど、 
ゲイのグーグラーズだから、「ゲイグラーズ」と言うそうです。年配の社員は「グレイグラーズ」、ユダヤ系の社員は「ジューグラーズ」って言うんだそうです。名前おもしろい。

まずは、google社内の探検もとい見学から。
機密が厳しいので、写真が撮れなかったけど、社内はまるで大人の遊園地みたいでした。

・普通やったら予約のとれない有名シェフによるタダ飯 (超豪華)
・レゴ・ルーム(もともと昼食ができあがるのを待っている間社員がレゴで遊ぶことが流行したので、それならいっそうレゴの部屋を作ろうということでできた。よだれがたれそうだった)。
・レクレーション・ルーム(リフレッシュのために、卓球台やビリヤード台はもとい、パックマンゲームもたくさんある)。
・会議室がなぜか地下鉄の車両のデザインで、クリエイティブ


どないやねん。

仕事の裁量も自由だから、家でやってもいいし、休みもたくさんとれる。
服装も、誰もスーツなんか来てないし、社内をスクーターで移動する人もいるくらい自由。

そもそもLGBT以前に、超クリエイティブで、わくわくしていて

「なんや、ただの狂気か」

というのが正直な感想(笑)

ゲイグラーズは、毎月集まってランチをしたり、リンゴ取りにいったり、パレードに参加したり、ジョージ・タケイ(有名な俳優でゲイであることを公表している)を招いたりと、独自のゆるやかな繋がりを楽しんでいる模様でした。代表とかがかっちりいるわけではなくて、リッチな大学LGBTサークルみたいな感じ。

「プライドパレードには300人の社員が来たんだ。そのときはアライの人たちもステッカーをつけて仕事したり、アンドロイドのキャラにレインボーをつけたTシャツを着たんだ」。

「大学のときに活動をがんばったから、それを面接でアピールして採用されたよ。いろいろ就職活動に戦略はあると思うけど、フレンドリーじゃない会社では働きたくないしね」。


なんか、そこまですごいと、日本の99%の労働者はしょんぼりしてしまいそうやで。

googleは狂気に満ちているので(笑)おそらく、日本企業がなにかを「カイゼン」していったところで、このクオリティのものにはたどり着けないと思いました。職場にレゴルーム造ろうとかいったら、自分の身の危険を感じるわ。

ただ、ひとつ思ったのは余裕や遊び心(あるいはムダ)って大事なんやなということ。

googleは結果をシビアに判断する戦略的な会社だと思うけれども、日本的に「それ何があるの?」と妙に厳しく足をひっぱってしまうのではなくて、新しいアイデアを「それいいね!」って取り入れていることこそが、一番の機動力なんだなと思いました。

あと、日本は「おっさん」支配があかんと思う。「女性の活用推進」とかいうけど(日本の企業では95%の管理職が男性なので大事なんだけど)、おっさん支配度をいかに下げるかが、日本におけるダイバーシティ問題のキモではないかとふと思いました。

続く。