LGBTと自殺予防

転送*LGBT相談員向けの研修

NPO法人QWRCが今夏、LGBT相談員向けの研修を実施するそうです。

昨今いろんな自治体などでLGBT向けの電話相談などが始まっていますが、スタッフへの研修が出来ていないところも結構あるので、学ぶ機会としてぜひ活用してほしい&ひろめてほしいです。

以下、転載です。

 ◾︎LGBT 相談員スキルアップ講座  ◾︎

◯日時 
2018年7月14日(土)-15日(日) 
10:00から16:30(10時受付開始)
◯場所
ドーンセンター(大阪市内)
◯ 定員: 26人 
◯参加費:2日間 18000円 (一日の場合は10000円)。全6講座
◯対象者:相談事業に従事しており、LGBTの相談を想定している事業に勤務している方(専門職か当事者かは問いません)

◯事前に申込みお願いします。 
infoあっとqwrc.orgあっとを@に変換の上送信。
 タイトル:7月研修申込 
 必要事項:職場の領域(子ども、LGBT専用など、障がいなど)、相談業務の経験年数
締め切り:7月1日 12:00まで

◯講座プログラム
 1-1仲間との出会い 
7月14日(土) 10:20-11:50 
 大阪ダルクディレクター、Freedom代表、精神保健福祉士 倉田めば 
 QWRC理事 コジ 
 自分と似たような経験をしている人たちと出会う力について

1-2セクシュアリティ基礎知識  
7月14日(土)12:50-14:20
  参加者によるグループワーク

1-3相談を受けるにあたって大切なこと
7月14日(土)14:30-16:30
 QWRC理事、臨床心理士 梨谷美帆 
   自己と他者/社会資源を知る/誰のための相談か/限界の設定
 
2-1カミングアウト
7月15日(日) 10:20-11:50
講師調整中
 
2-2労働相談 
7月15日(日) 12:50-14:20
講師調整中
  LGBT相談ではカミングアウトと労働相談や就職の相談が多い。なにを問題と思えるか。よりそいと問いかけ。

 2-3性暴力とDV  
7月15日(日) 14:30-16:30
 いくの学園相談員
トラウマ問題の理解と援助。
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産業精神保健vol.26に掲載されました

雑誌『産業精神保健』vol.26の特集「職域におけるLGBTとその周辺領域への理解と支援」に、拙稿が載りました。

IMG_0122


タイトルは「当事者の気持ちに寄り添うために」。​職場とLGBTについてはコンサル的に関わっている人たちがたくさんいる中で、相談支援にあたる人たちが当事者の心情に共感できるよう工夫し書いてみたつもりですが、うーん。うまくいったかな。

ご興味ある方は是非どうぞ(たぶんこのページから取り寄せできるはず)


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終末期医療ガイドライン改定の件

先日改定された「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」が画期的だと話題を呼んでいます。


すべてこれまでの表記にあった家族は「家族等」に変更されています。

「家族等とは、患者が信頼を寄せ、人生の最終段階の患者を支える存在であるという趣 旨ですから、法的な意味での親族関係のみを意味せず、より広い範囲の人を含みます(このガイドラインの他の箇所で使われている意味も同様です)。」

これをもって同性パートナーの扱いが大きく変わる/同性婚がなくても尊重されるといったブログもあったのですが、やや事実誤認される恐れもあるので整理したいと思います。

・以前から載っていた!

このガイドラインは2008年の策定されたのですが、実は2008年から同性パートナーの存在は考慮されていました。

(私は当時、署名など集めて働きかけていた一人でした)。

ガイドライン策定に関わられた樋口範雄氏『続・医療と法を考える 終末期医療ガイドライン』(有斐閣、2008年)には「法律上の婚姻関係にあるか否かではなく、実質的に患者を支えてきた人たちをここでは家族といっている。同性のパートナーももちろん含まれる」と記載されています。

当時からたたき台には「家族等」とあったんですが、完成版には「家族」に注釈で「家族とは法的な意味での親族だけでなく、患者が信頼を寄せている人を含む。なお、終末期を想定して患者にあらかじめ代理人を指定してもらっておくことが望ましい」と添えられていたんですよね。



・ガイドラインがあれば大丈夫?

今回わかりやすくなったのはもちろん前進ではありますが、課題としてはこれがあくまでガイドラインであること。あくまで目安なので、運用については現場判断によって左右されます。たとえば法的家族と同性パートナーの仲が悪い場合や意見が合わない場合にどうするのか、など、以前からの懸念は残ります。病院側か法的家族からの訴訟などを恐れているようです。

法的家族の優先という問題は、同性婚などの制度がないと100パーセントの安心はできないかもしれません。自治体によっては横須賀市など、公立病院での同性パートナーの平等な扱いを認めているところもあります。

医療上の意思決定は本人以外にはできない、たとえ家族であっても本来は認められない​とされています。よって本人の意思表示がわかる形で存在することが大事というのが前から言われてきました。法的家族ではないキーパーソンがいる場合には、カードなどにその人の連絡先を書いて携帯するなどの自衛が必要でしょう。

詳しくはNPO法人QWRCが策定した「LGBTと医療・福祉(改訂版)」5ページをご覧ください。


・ついでに

冒頭に取り上げたブログでは今回の前進は自民党特命委員会による成果とも読めますが、10年前にこの件で要望していた者として、最後にひとこと。

2008年は当時の社民党から厚労省への働きかけがありました。2008年当時は今と違って社民党ぐらいしかLGBTイシューで動いてくれるところはなかった中で、ガイドライン策定にあたった樋口先生たちが、当時から同性パートナーに対して「先見の明」をお持ちであったことは胸アツです。

あの頃にすでに動いてくれていた方達の恩は忘れてはいけないと思っています。

当時からすでに入ってたってすごくないですか?

2018年の改定にあたり自民党特命委員会の動きがどこまで反映された結果なのかは把握していませんが、以前から医療関係は患者本人の意思を尊重することが前提とされているわけで、本人の意思を事前に示しておくことの重要性がまた示されたのが今回の改定と言えるでしょう。

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ひきこもり×セクマイの自助グループ

先日はLGBT×精神疾患・発達障害・依存症のミーティングをしているカラフル@はーとの記事を書いたけど、今度ひきこもりのイベントがあるそうです。


ひきこもりUXフェス
2月25日開催、場所は東京ウィメンズプラザ。イベントの詳細はこちら


午後には性別で分けたひきこもり自助会、家族の会、支援者の会、ひきこもり合コン(?)にあわせて、ひきこもりでセクマイの自助グループもあるようです。

いまホームページみたけど、運営サイドにもLGBT当事者(公言している人たち)結構かかわってていい感じですね。

ご興味のある方は是非どうぞ。


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カラフル@はーとの新年会で寿司ケーキ作ってきた

今日は自分が関わっているカラフル@はーとの新年会で寿司ケーキ作ってきた。

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カラフル@はーとはLGBT当事者で精神疾患、発達障害、依存症(アルコール・薬物・性行動、他)などの問題を抱える方のための自助グループで、現在は中野区や世田谷区、杉並区で当事者どうしの様々なミーティングをやっている。

LGBTコミュニティだと自分の病気のことは話さないし、病気のコミュニティではセクシュアリティに関することが話しにくいという方は多いので、ご興味ある方は是非ミーティングにどうぞ。サイトからミーティング日程が見られます。

関西では似たような取り組みをQWRCの「メンヘル」などがやってます。

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自死問題シンポに出ます

共著『思春期サバイバル』好評発売中です(←この左横にある本です)。 

・ 10000人の医療・福祉関係者にLGBTのニーズを知ってほしい!

シノドスに「LGBTと『異常動物のゆくえ』寄稿
・ 
  シノドスに「二歩先はゾンビ」連載中! 

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年明けに、自死対策シンポでお話しします。


主催先のHPには、まだ出てない模様ですが、ご興味のある方よかったらぜひ。


出ましたこちら。手話通訳もつくよ。


東京司法書士会 自死問題シンポジウム 

「むきあう・ささえる・つながる〜セクシュアルマイノリティの 直面する困難から個人の尊厳を考える〜」

平成28年1月11日(祝)1:30〜4:50

明治大学中野キャンパス5Fホール 

(アクセスマップはこちら)

尾辻 かな子氏 森あい氏 原 ミナ汰氏 遠藤まめた氏

どなたでもお越しいただけます。無料、申し込み不要とのこと。




トランスジェンダー追悼の日

共著『思春期サバイバル』好評発売中です(←この左横にある本です)。 

・ 10000人の医療・福祉関係者にLGBTのニーズを知ってほしい!
・ 
 シノドスに「二歩先はゾンビ」連載中! 

今週末!札幌いき ますよ 
・ 12月に岡山いきますぜ 
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明日はトランスジェンダー追悼の日(TDOR)ですな。

リンク先は、アジア太平洋トランスネットワークの冊子
イラストは、友人でアーティストのShiekoさんによるもの。ポリティカルでキュート。

世界中でたくさんのトランスジェンダーが殺されている。
2014年には、わかっているだけで20近い国で226人が殺された。
そこにあるのは、必ずしもトランスだからという単純な理由だけではないことは、自覚しておきたい。

肌の色や、移民であること。
多くのトランス女性が性産業しかつけないこと。その仕事への差別と蔑み。投獄。
ギャングコミュニティとの接点。
トランス男性の姿なんて見えないこと。

 もはや、何に対する差別なのかわからない差別で人が殺されている。自殺している。
「むしろ、おまえのせいだ」と言われるような人たちのための日だと思ってる。

きっと「あいつのせいじゃない」と言い返すための日なんじゃないかな。
 
残された我々にできるのは、この「トランスジェンダーが世界のあちこちで生きること」にともなう複雑さを、その重みできちんと向き合うこと。

追悼というのは、社会の問題であり、同時に、とてつもなく個人的な問題でもある。

LGBTの自殺対策を進めるために

・ 共著『思春期サバイバル』好評発売中です(←この左横にある本です)。 

・ Synodosで連載はじめました
・ 10000人の医療・福祉関係者にLGBTのニーズを知ってほしい!
10月に南アからお客さんがきます
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今月開かれる日本自殺予防学会の演題で、「 東京からのLGBT発信が地方のマイノリティの自殺率を悪化させる危険性について」(斎藤かおる氏)という発表があることを、横須賀市議のフジノさんのツイートで知った。自殺対策の学会の中でLGBTの話題がこんな形でしか扱われないことが悲しい。

LGBTの自殺対策に関わってきたひとりとして「他に議論することがあるだろう!!」と言いたい。
本エントリーでは、その「他に議論すること」についてフォーカスする。

「LGBTの自殺対策をすすめるために、今議論しておきたいこと」

LGBTは自殺のハイリスク集団であり、その背景には幼少期からのいろいろな困難の積み重ねがあるのだけれど(詳しくはNHKハートネットの平田先生の記事がわかりやすい)、実際にはLGBTコミュニティの中では自殺対策につながる試みがいくつもなされている。私自身は10年ほどLGBTの子ども・若者支援に関わってきたが、その中で、下記のことがポイントだと思っている。

 。味韮贈圓竜鐓貊蠅髻峽兮海気擦襦


全国各地にLGBTや、そうかもしれないと思っている人(およびその家族)が安心して集まることのできる「居場所」をどう作るかがポイントだ。悩みや孤立がこじれる前に、早いうちに手だてを打つためのセーフティネットになる。

バーやクラブ、オフ会、イベントがセーフティネットとして機能することもあれば、友だちづくりを目的とした非営利団体が有効なこともある。同じセクシュアリティだけで集まる(たとえばゲイバーやレズビアンonlyのイベント)では、モテる/モテないによるヒエラルキーが生まれやすいが、異なる属性がミックスの場であれば、モテ/非モテによらず友だちが作れることがある。

非営利目的でやっているところはもちろん、営利のところでも採算がとりにくいことがある。
LGBTの中でも困難を抱えやすい人たち(10代/お金がない/飲めない/女性/地方/中年以上/障害や病気がある)が集まれる場所を続けていくために、知恵や労力、カンパなどを寄せることは立派な「自殺対策」になる。

たとえば、かながわレインボーセンターSHIPは10代の中高生たちの重要な居場所だが資金源で悩んでいる。公共サービスの一環として税金や助成金でまわすべき事業が、カンパ頼みになってしまう現状自体も日本の課題ではあるが、さておき「場をつなぐ」ことが「希望をつなぐ」ことになる例だ。ぜひ応援してほしい。

◆‘本中の「生きる支援」まるごとを応援する

私が関わってきた(失ってしまった人も含める)「死にたい」当事者は、たいていは複合マイノリティだった。LGBTであることだけに悩んでいるのではなく、背後には親からの虐待、アディクション(依存症)、メンタルヘルス上の課題、パートナーとの死別、帰る家がないこと、などなどがあった。その場合には、それぞれの専門機関(DVならDV、アディクションならアディクションの)がきちんと機能していること、LGBTに理解があることが非常に重要な意味をもつ。

子ども専用電話「チャイルドライン」「いのちの電話」などでLGBTについての研修も進んできているが、こういう「生きる支援」丸ごとを支えていく人が必要だ。私も、研修で長いこと関わっているけれど、成り手不足で悩んでいるところも多い。興味があれば、お住まいの地域に、どんな相談機関があるのかを調べてみるのもいいだろう。

また医療・福祉など「いのちの現場」に関わる人たちがLGBTについて理解できるような仕組みをつくることが重要だ(こちらのプロジェクトは、まさにそれを目的としている)。

LGBTという単独の問題だけに目をやるのではなく、日本全体、自殺対策全体に目をやることで見えてくるものがあると思う。

他にも、「国の施策が」とか「教育の課題が」とかいろいろあるけど、ひとまず大事なのは上にあげたようなことだと思う。下記に、これまで書いた/作成した自殺対策関係の記事も紹介する。

友だちが自殺に悩んでいたら :ひとまずあなたにできること
LGBTの人や周囲の人たちのための相談機関一覧


だれかの命を救うことを目的としない議論に、自殺の話題を「消費」してほしくない。LGBTの活動に関わる多くの人たちは、コミュニティという家族における「遺族」で、活動で生計を立てているどころか、大半は持ち出しで活動している。

議論を、前にすすめてほしい。

「闘病」はしない

・共著『思春期サバイバル』好評発売中です(←この左横にある本です)。

「laph」にインタビュー&フォト掲載

・ しんぶん赤旗にエッセイ連載

・ 教科書を変えよう!署名のお願い    

・ 同性カップルの法的保障のためにできることリスト

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4月1日から5月半ば(予定)まで療養中のつもり。


※個人の記録のためのっていうか、最近ただのエッセイです(笑) 同じ病気でも症状と感受性には個人差があります。
正確な医療情報 難病情報センター な どのホームページをご覧ください。
 
 

ことばでは表せないものが、からだに出た。 だから、 ことばでそれを表わそうとするのは今回までにしよう。

「闘病はしない」シリーズ一応最終回です。

+++++++++++++++

さて、前回の「闘病はしない◆では、知り合いのプロセスワーカーからの言葉を紹介した。

全身性疾患:「私と世界」のトラブル
炎症: 「怒りのような激しいエネルギー」

なんとなく「世界」と「怒り」について考えていたときに、偶然ひとりの僧侶のメッセージに触れた。

ベトナム出身の僧侶 ティク・ナット・ハン
最近は来日も決まったみたいですね。タイムリー。

普段、テレビをほとんど観ない私(入院中もテレビカードは殆ど不使用)だが、
なぜだかビビっとくるものがあって、NHKでやっていた彼の番組に見入った。


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怒りでは世の中を変えられない、と彼は訴えてきた。
しかし、その体験はまったく綺麗事ではなかった

祖国が戦争で分断され、怒りが怒りをよび、仲間たちが殺し殺されていく。
ふるさとは破壊し つくされた。

もう、こんなことはやめてくれ!!!

そんなメッセ ージを伝えるために、尊敬していた師匠はガソリンをかぶって焼身自殺する。でも、メッセージは伝わらない。暴力の連鎖は終わらない。

爆弾が落ちていく村の様子 を病院のテレビで観て、涙がとまらなかった。

(こんなタイミングで、看護師が血圧を測りに来てしまうのが、入院生活の世知辛さだ)。

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その晩に見た夢で、私は怒りに満ちていた。
ベトナム戦争 の混乱のように。

私はとにかく怒っていて「あいつら、死んでしまったほうがいいのに」 と思っていた。

国民をなめきっているかのような政治家
イスラム国のテロリスト
何人もの友達を自殺に追いやったこの社会のな にか
アンケート用紙をシュレッダーにかけた教育委員会 の役人
誘われたら誰にでもついていったアディクトの元パートナー


「みんな死んでしまったほうがいい」と、私は怒っていた。
普段そんなこと、思っちゃいけないと思ってたのに。

そんな考えは非道徳的だ、そんな悲しいことを考えてはいけないと思う。

一方で、道徳心をつきつめればつきつめるほどあんなやつ許せないという気持ちは確信に近づいて しまう。むしろ道徳心を持てば、ますます「死んでしまったほうがいい」としか思えない・・!

マジな話ですよ!

この数年間かかえていた 袋小路である。

+++++++++++++++++++++

どうするんだよ、おれ。
やはりテロリストになるしかないのか。
そういう人生もあるのか?(できれば避けたい)


やるとしたら、ここは獣医師で細菌検査室出身の私、バイオテロである・・!!
屠場勤務時代、なにを隠そう、私は炭疽菌実習の担当者であった・・(※)!
炭疽菌といえば、バイオテロでもっとも使われる定番のアレ。
(※)炭疽菌は、牛にも人にも感染する。万が一のときに職員がきちんとした手順で検査をすすめられるよう指導者の立場を一応やってたわけ。私が実習で使ったのは安全なワクチン株です。


以下は、マッドサイエンティスト時代の楽しい思い出の1コマである。

download (1) まず、大量のワクチン菌が必要だ。使用したシャーレの大きさは、通常のサイズではない。



b0135347_07451 「りくろーおじさん」のケーキ程の人類の想像を超えた型を入手。

……この時点で、ケラケラ笑うマッドサイエンティスト。
培養液を流しまくり、とにかく菌(いちおう安全なワクチン株)を塗ったくり、
37℃で一晩培養してしまったわけよ!!

翌朝、あまりに大量の菌が生え、一面が真っ白、もはや不透明な状態が完成。
第一発見者の同僚が、早朝、検査室で大爆笑している姿が発見される。
その後、細菌検査室のメンバー、この非常識な「炭疽菌りくろーおじさん」状態に、全員大爆笑。

そういうマッドサイエンティストな世界観を味わっている私でもあったわけです・・・!
(※身柄はすでに院内に確保されています。通報しないでください)。


・・・とんでもなく不謹慎に脱線してしまったが、ひとりの人間にある道徳心には限界がある、という話である。


道徳って、つきつめると、「あいつが許せない」「死んでしまった方がいい」につながると、私は思う。
やられまくったら、やりまくるしかないんじゃないだろうか。

そして、おそらくは、道徳心の限界をはっきりと分かっていたからこそだろう。
詩人でもある彼は、こんな詩を綴っている。

被害/加害を包括した「その先」には、子どものような感性、遊び心、傷つきやすさ、暴力性、などなどがあり、そんなところに、ひょっとしたら大切なカギがあるのかもしれない。 魂がふるえた。

最後に、一部引用して終える。

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 「私の本当の名前を呼んでください」

(前略) 

私はいまでもここにいる
笑ったり泣いたり
恐れたり喜んだりするために
私の心臓の鼓動は生きてあるすべてのものの
生と死を刻んでいる

私は川面で変身するかげろう
そして春になると
かげろうを食べにくる小鳥

私は透きとおった池で嬉しそうに泳ぐ蛙
そして静かに忍び寄り 
蛙をひと飲みにする草蛇

私はウガンダの骨と皮になった子ども
私の脚は細い竹のよう
そして私は武器商人 
ウガンダに武器を売りに行く

私は12歳の少女
小さな船の難民で
海賊に襲われて
海に身を投げた少女
そして私は海賊で
まだよく見ることも
愛することも知らぬ者

私はこの両腕に大いなる力を持つ権力者
そして私は彼の「血の負債」を払うべく
強制収容所でしずかに死んでゆく者

私の喜びは春のよう
とても温かくて
生きとし生けるものの
いのちを花ひらかせる

私の苦しみは涙の川のよう
溢れるように湧いては流れ
四つの海を満たしている

私を本当の名前で呼んでください
すべての叫びとすべての笑い声が
同時にこの耳にとどくように
喜びと悲しみが
ひとつのすがたでこの瞳に映るように

私を本当の名前で呼んでください
私が目ざめ
こころの扉のその奥の

慈悲の扉がひらかれるように

-----------------------


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性同一性障害に関わる児童生徒への対応について

団体の公式声明はこちらから

文部科学省の件、The Japan timesに大きく乗りました!
自分のコメント翻訳だけ、このブログ記事の最後にのせておきます。

ビョーニンのくせに、パソコン駆使して、ローソンからプレスリリースだしてゴメンなさいw
昨日午前中はタオイズムの本を呼んで、無為自然について考えていたのに、このざまでした。
アクティビストも、治らないビョーキみたいです。

今日、午前中は胃カメラだけど、とにかくこれだけは言いたい、書きたい!言わせろ!!

元気になってきたな、おれ・・・。

以下、情報が錯綜しているところもあるように見受けられたので、整理します。

<以下、個人的見解>
 
 ひとは一夜にして性別が変わるわけではない。

法律やルールは、ロバを水辺につれていくことはできても、ロバがおいしく水を飲めるのかは、周りとの人間関係やその子の力。制服を変えたいなら、そのために何ができるのかをみんなが考えるプロセスこそがまず大切ということ。
 

◆,海譴泙任魯廛蹈札垢気┐覆った。

個人のわがまま、冗談、テレビや漫画の見過ぎ、まだ子どもだから何もわからないだけ、などいって、まともに扱ってもらえなかった。それでみんな学校を追いやられていった。

 差別をなくすのは私たちのプロセスだ。

ロバが安心して水を飲めるのかは、その子も周りも、みんなが巻き込まれていくプロセス。
そんなプロセスだけが、私たちに多様性の意味を教えてくれる。
お上だのみではない。私たちがそんなプロセスを増やすことだ。
  

みんなで考えたらええやんっていう、そういうことこそ文科省が目標に掲げている「生きる力」じゃないだろうか。考えさせない教育、管理教育が増えていく中で、「だったらどうしよっか」って言える人たちが元気付けられたらいい。


1-36a53
制服変えたらいじめられそうだって?
だったらどうするか、みんなで考えたらええやん。
それが、人生でいちばん、大事な宿題かもしれんやん、ね。

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遠藤まめた

LGBTの若者支援と自殺対策に取り組むFTMトランスジェンダー。SLE(自己免疫疾患)持ち。

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